きっぷ基礎知識
特急券(在来線)

在来線の特急料金

 在来線の特急料金、全ての区間で自由席を利用する場合の自由席特急料金は、通常期の指定席特急料金から530円引きとなります。ただし、一部の区間でも指定席を利用する場合には、全区間に対し指定席特急料金が適用されます。


A特急料金

 以下の列車・区間では、特定特急券を発売します。このきっぷでは、座席指定を行いませんが、空席を利用することができます。なお、着席を保証するものではありません。
・東北・北海道新幹線盛岡~新函館北斗間における「はやぶさ」号・「はやて」号
・秋田新幹線(田沢湖線・奥羽本線)盛岡~秋田  以下の列車・区間では、特定特急券を発売します。このきっぷでは、座席指定を行いませんが、空席を利用することができます。なお、着席を保証するものではありません。
・東北・北海道新幹線盛岡~新函館北斗間における「はやぶさ」号・「はやて」号
・秋田新幹線(田沢湖線・奥羽本線)盛岡~秋田


B特急料金

 全席指定席で運行する東北・北海道新幹線「はやぶさ」・東北新幹線「はやて」・秋田新幹線「こまち」・北陸新幹線「かがやき」号では、満席の場合に立席特急券を発売する場合があります。料金は、通常期の指定席特急料金から530円引きとなります。ただし、特定特急料金が適用される場合には、特定特急料金が適用されます。


特急料金の特例

 次の区間では、特例として特急料金が割安に設定されています。

【JR東日本】「スーパービュー踊り子」号

東京・池袋~伊東間において、停車駅間相互で利用し、かつ営業キロが101~150キロの区間の指定席特急料金は2,280円(通常期・こども半額)にて計算します。

【JR東日本】「日光」・「きぬがわ」・「スペーシアきぬがわ」号

 新宿~東武日光線内を利用する場合の、JR区間にかかる指定席特急料金は1,050円(通年・こども半額)にて計算します。

【JR東日本】「成田エクスプレス」号

 渋谷~千葉間を利用する場合の指定席特急料金は、1,290円(通常期・こども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)ふじかわ」号

 富士~甲府間の「(ワイドビュー)ふじかわ」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)伊那路」号

 豊橋~飯田間の「(ワイドビュー)伊那路」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)しなの」号

 多治見~塩尻間の「(ワイドビュー)しなの」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)南紀」号

 名古屋~新宮間の「(ワイドビュー)南紀」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。また、四日市~津間を経由する場合には、伊勢鉄道を経由するためJR線の特急料金の他に、伊勢鉄道の特急料金320円が別途必要になります。

【JR東海】「(ワイドビュー)ひだ」号

 岐阜~猪谷間の「(ワイドビュー)ひだ」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「ふじさん」号

 松田~御殿場間の「ふじさん」号の指定席特急料金については、860円(通常期・こども半額)にて計算します。

【JR西日本】「」号

津幡~和倉温泉間において、停車駅間相互で利用し、かつ営業キロが101~150キロの区間の指定席特急料金は2,280円(通常期・こども半額)にて計算します。

【JR東日本】「日光」・「きぬがわ」・「スペーシアきぬがわ」号

 新宿~東武日光線内を利用する場合の、JR区間にかかる指定席特急料金は1,050円(通年・こども半額)にて計算します。

【JR東日本】「成田エクスプレス」号

 渋谷~千葉間を利用する場合の指定席特急料金は、1,290円(通常期・こども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)ふじかわ」号

 富士~甲府間の「(ワイドビュー)ふじかわ」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)伊那路」号

 豊橋~飯田間の「(ワイドビュー)伊那路」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)しなの」号

 多治見~塩尻間の「(ワイドビュー)しなの」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「(ワイドビュー)南紀」号

 名古屋~新宮間の「(ワイドビュー)南紀」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。また、四日市~津間を経由する場合には、伊勢鉄道を経由するためJR線の特急料金の他に、伊勢鉄道の特急料金320円が別途必要になります。

【JR東海】「(ワイドビュー)ひだ」号

 岐阜~猪谷間の「(ワイドビュー)ひだ」号の自由席特急料金については、営業キロが30キロまでであれば330円、31~50キロまでであれば660円(いずれもこども半額)にて計算します。

【JR東海】「ふじさん」号

 松田~御殿場間の「ふじさん」号の指定席特急料金については、860円(通常期・こども半額)にて計算します。




「ひたち」号・「ときわ」号・「スワローあかぎ」号・「あずさ」号・「かいじ」号・「富士回遊」号・「はちおうじ」号・「おうめ」号の

 新幹線間で乗り継ぎを行う場合、改札口を出なければ、2列車以上の新幹線の列車を乗り継いでも、新幹線の全乗車区間について、通しで特急料金を計算します。ただし、次の場合を除きます。
・東海道・山陽新幹線において「のぞみ」・「みずほ」号と「ひかり」・「さくら」・「こだま」号とを乗り継ぐ場合
・東北・北海道新幹線「はやぶさ」号と、それ以外の東北・北海道新幹線とを乗り継ぐ場合
・各新幹線間を東京駅で乗り継ぐ場合
・大宮駅において、上りの東北・北海道新幹線から、下りの上越新幹線に乗り継ぐ場合
・大宮駅において、上りの上越新幹線から、下りの東北・北海道新幹線に乗り継ぐ場合
・高崎駅において、上りの上越新幹線から、下りの北陸新幹線に乗り継ぐ場合
・高崎駅において、上りの北陸新幹線から、下りの上越新幹線に乗り継ぐ場合


山形線(奥羽本線)福島~新庄間の特急料金

・東海道・山陽新幹線で「のぞみ」号指定席と、「ひかり」号・「こだま」号指定席または自由席とで乗り継ぎを行う場合、全乗車区間の「ひかり」号・「こだま」号の指定席特急料金額と、「のぞみ」号の乗車区間に対する別途料金(210~640円)を合計した額が特急料金となります。ただし、乗り継ぎ駅で改札口を出場しない場合に限ります。なお、山陽新幹線内で「のぞみ」号と「さくら」号を乗り継ぐ場合、「みずほ」号から「ひかり」号・「さくら」号・「こだま」号を乗り継いで利用する場合も同額です
・東海道・山陽新幹線で「のぞみ」号の自由席と、「ひかり」号・「こだま」号の指定席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「ひかり」号・「こだま」号の指定席料金と同額です
・東海道・山陽新幹線で「のぞみ」号の自由席と、「ひかり」号・「こだま」号の自由席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「ひかり」号・「こだま」号の自由席料金と同額です
・ 山陽新幹線で「のぞみ」号・「みずほ」号の自由席と、「ひかり」号・「さくら」号・「こだま」号の指定席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「ひかり」号・「こだま」号の指定席料金と同額です
・ 山陽新幹線で「のぞみ」号・「みずほ」号の自由席と、「ひかり」号・「さくら」号・「こだま」号の自由席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「ひかり」号・「こだま」号の自由席料金と同額です
 

田沢湖線・奥羽本線大曲~秋田間の特急料金

・東海道新幹線東京~京都の各駅から、九州新幹線新鳥栖以降に乗り継ぐ場合の特急料金・グリーン料金は、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の特急料金・グリーン料金と、九州新幹線(博多~下車駅)までの特急料金・グリーン料金を合算した額となります。
 

山陽・九州新幹線内での「のぞみ」・「みずほ」号と「ひかり」・「さくら」・「こだま」・「つばめ」号との乗り継ぎ

・山陽・九州新幹線で「のぞみ」号・「みずほ」号指定席と、「ひかり」号・「さくら」号・「こだま」号・「つばめ」号の指定席または自由席とで乗り継ぎを行う場合、全乗車区間の「さくら」号・「つばめ」号の指定席特急料金額と、「のぞみ」号・「みずほ」号の乗車区間に対する別途料金(210~320円)を合計した額が特急料金となります。ただし、乗り継ぎ駅で改札口を出場しない場合に限ります。
・山陽・九州新幹線で、新大阪~博多間の「ひかり」号・「こだま」号の指定席と、博多~鹿児島中央間の「みずほ」号の指定席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「さくら」号・「つばめ」号の指定席料金と同額です
・山陽・九州新幹線で「のぞみ」号・「みずほ」号の自由席と、「ひかり」号・「さくら」号・「こだま」号・「つばめ」号の指定席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「さくら」号・「つばめ」号の自由席料金と同額です
・ 山陽・九州新幹線で「のぞみ」号・「みずほ」号の自由席と、「ひかり」号・「さくら」号・「こだま」号・「つばめ」号の自由席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「ひかり」号・「こだま」号の指定席料金と同額です
・ 山陽・九州新幹線で「のぞみ」号・「みずほ」号の自由席と、「ひかり」号・「さくら」号・「こだま」号の自由席を乗り継ぐ場合には。全乗車区間に対する「ひかり」号・「こだま」号の自由席料金と同額です
 

東北・北海道新幹線内での「はやぶさ」・「こまち」号とそれ以外の列車との乗り継ぎ

 東北・北海道新幹線で「はやぶさ」号・「こまち」号指定席と、「はやて」号・「やまびこ」号・「つばさ」号・「なすの」号に乗り継ぎを行う場合、全乗車区間の「はやて」号・「やまびこ」号・「つばさ」号・「なすの」号の指定席特急料金額と、「はやぶさ」号・「こまち」号の乗車区間に対する別途料金(100~520円)を合計した額が特急料金となります。
 

山形新幹線の特急料金・グリーン料金について

 山形新幹線の在来線区間(山形線・奥羽本線福島~新庄間)の特急料金・グリーン料金については、山形駅で改札口を出場せずに、当日中に乗り継ぐ場合は通しの料金で計算します。


グランクラス

 営業キロを用いて計算します。

営業キロ(km) 片道運賃(円) 有効期間(日)
1~3 150 1
4~6 190 1
7~10 210 1
11~15 240 1
16~20 330 1
21~23 420 1
24~28 510 1
29~32 590 1
33~37 680 1
38~41 770 1
42~46 860 1
47~55 990 1
56~64 1,170 1
65~73 1,340 1
74~82 1,520 1
83~91 1,690 1
92~100 1,880 1
101~110 1,980 2
111~128 2,310 2
129~146 2,640 2
147~164 3,080 2
165~182 3,410 2
183~200 3,740 2
201~219 4,070 3
220~237 4,510 3
238~255 4,840 3
256~273 5,170 3
274~291 5,500 3
292~310 5,720 3



電車特定区間(東京)内の運賃表

 電車特定区間の運賃は、次の線区・区間内各駅の相互発着の場合に適用されます。ただし、山手線内(東京・秋葉原~新宿・代々木の中央線快速・中央・総武線各駅停車を含む)各駅相互発着の運賃表は別に定めます。

 ・山手線
 ・京浜東北線・根岸線
 ・中央快速線東京~高尾
 ・中央・総武線各駅停車
 ・五日市線
 ・青梅線
 ・東海道線東京~大船
 ・上野東京ライン大宮・取手~大船
 ・湘南新宿ライン大宮~大船
 ・横須賀線東京~大船
 ・総武快速線東京~千葉
 ・宇都宮線東京~大宮
 ・高崎線東京~大宮
 ・埼京線
 ・武蔵野線
 ・京葉線東京~千葉みなと
 ・常磐快速線上野~取手
 ・常磐線各駅停車北千住~取手
 ・鶴見線
 ・南武線
 ・南武支線
 ・横浜線

営業キロ(km) 片道運賃(円) 有効期間(日)
1~3 140 1
4~6 160 1
7~10 170 1
11~15 220 1
16~20 310 1
21~25 400 1
26~30 480 1
31~35 570 1
36~40 650 1
41~45 730 1
46~50 820 1
51~60 940 1
61~70 1,100 1
71~80 1,270 1
81~90 1,450 1
91~100 1,610 1
101~120 1,870 1
121~140 2,200 1
141~160 2,530 1
161~180 2,860 1
181~200 3,190 1
201~220 3,520 1
221~240 3,850 1
241~260 4,180 1
261~280 4,510 1
281~300 4,840 1
301~320 5,170 1
321~340 5,500 1
341~360 5,720 1
361~380 5,940 1
381~400 6,270 1




山手線内の運賃表

 山手線内の運賃は、山手線各駅(東京・秋葉原~新宿・代々木の中央線快速・中央・総武線各駅停車の各駅を含む)相互発着の場合に適用されます。

営業キロ(km) 片道運賃(円) 有効期間(日)
1~3 140 1
4~6 160 1
7~10 170 1
11~15 200 1
16~20 270 1



本州3社とJR北海道・JR四国・JR九州をまたがって利用する場合の運賃表

 利用する全区間についての運賃を、幹線の運賃表にて算出した額に、以下の加算額を合計したものが運賃となります。なお、JR四国については、児島~宇多津間の加算運賃110円を含みます。
 JRの境界駅は次の通りです。
 ・JR北海道 北海道新幹線~ 新青森 ~ JR東日本 東北新幹線
 ・JR北海道 北海道新幹線~ 新青森 ~ JR東日本 奥羽本線
 ・JR西日本 瀬戸大橋線~ 児島 ~ JR四国 瀬戸大橋線
 ・JR西日本 山陽本線~ 下関 ~ JR九州 山陽本線
 ・JR西日本 山陽新幹線~ 小倉 ~JR九州 鹿児島本線・日豊本線
 ・JR西日本 山陽新幹線~ 博多 ~JR九州 九州新幹線
 ・JR西日本 山陽新幹線~ 博多 ~JR九州 鹿児島本線

営業キロ(km) JR北海道(円) JR四国(円) JR九州(円) 
1~3 130 20
4~6 130 20
7~10 130 30
11~15 130 40
16~20 140 50
21~25 150 60
26~30 160 60
31~35 190 70
36~40 180 200 80
41~45 210  90
46~50 220  90
51~60 230  140
61~70 240  140
71~80 240  160
81~90 250  160
91~100 250  160
101~120 440 260  190
121~180 550 260  220
181~200 660 260 330
201~260 770 260  330
261km以上 770 270  440



仙台近郊区間内のみを利用する場合の特例

 以下の区間内のみで相互発着となる普通乗車券、もしくは回数乗車券にて利用する場合には、実際に乗車する経路にかかわらず、最短経路となる営業キロで計算されます。ただし、東北新幹線にて郡山~一ノ関間、山形新幹線にて福島~新庄間を利用する場合には適用されません。また、途中下車する場合には。実際の乗車区間と比較して、不足している場合にはその差額が必要となります。

・東北本線矢吹~平泉・岩切~利府
・常磐線原ノ町~岩沼
・磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)郡山~船引
・磐越西線郡山~喜多方
・山形線(奥羽本線)福島~新庄
・仙山線仙台~羽前千歳
・仙石線あおば通~石巻
・仙石東北ライン仙台~石巻
・陸羽東線新庄~小牛田
・石巻線


仙台市内を発着する場合の特例

 仙台市内の駅から発着する場合で、中心駅として定める仙台駅から目的地までの営業キロが201キロ以上ある駅との区間の運賃は、その都市内の外を経てその都市内の駅を通過、もしくは戻ってくる場合を除き、中心駅となる仙台駅からの営業キロ・運賃計算キロにて計算されます。

・東北本線南仙台~岩切
・仙石線あおば通~中野栄
・仙山線仙台~奥新川
 

新潟近郊区間内のみを利用する場合の特例

 以下の区間内のみで相互発着となる普通乗車券、もしくは回数乗車券にて利用する場合には、実際に乗車する経路にかかわらず、最短経路となる営業キロで計算されます。ただし、東北新幹線にて郡山~一ノ関間、山形新幹線にて福島~新庄間を利用する場合には適用されません。また、途中下車する場合には。実際の乗車区間と比較して、不足している場合にはその差額が必要となります。

・信越本線直江津~新潟
・羽越本線新潟~村上
・信越本線新潟~新津
・磐越西線(森と水とロマンの鉄道)新津~五泉
・越後線
・弥彦線
・上越線宮内~小千谷


東京近郊区間内のみを利用する場合の特例

 以下の区間内のみで相互発着となる普通乗車券、もしくは回数乗車券にて利用する場合には、実際に乗車する経路にかかわらず、最短経路となる営業キロで計算されます。ただし、東海道新幹線で東京~熱海間、東北新幹線で東京~那須塩原間、上越・北陸新幹線で東京~高崎間を利用する場合には適用されません。また、途中下車する場合には。実際の乗車区間と比較して、不足している場合にはその差額が必要となります。

・山手線
・京浜東北線・根岸線
・中央快速線・中央本線東京~松本
・中央・総武線各駅停車
・五日市線
・青梅線
・八高線
・小海線小淵沢~野辺山
・東海道線東京~熱海
・上野東京ライン黒磯・高崎・いわき~熱海
・湘南新宿ライン自治医大・神保原~小田原・久里浜
・伊東線熱海~伊東
・横須賀線
・総武快速線・外房・内房・成田線
・東金線
・久留里線
・鹿島線
・宇都宮線東京~黒磯
・高崎線東京~高崎
・日光線宇都宮~日光
・烏山線宝積寺~烏山
・水郡線(奥久慈清流ライン)水戸~常陸太田・日立大子
・上越線高崎~渋川
・信越本線高崎~横川
・吾妻線渋川~大前
・両毛線
・水戸線
・埼京線
・川越線
・武蔵野線
・京葉線
・常磐快速線上野~いわき
・常磐線各駅停車北千住~取手
・鶴見線
・南武線
・南武支線
・横浜線
・相模線


東京23区内の駅を発着する場合の特例

 東京23区内の駅から発着する場合で、中心駅として定める東京駅から目的地までの営業キロが201キロ以上ある駅との区間の運賃は、その都市内の外を経てその都市内の駅を通過、もしくは戻ってくる場合を除き、中心駅となる東京駅からの営業キロ・運賃計算キロにて計算されます。

・山手線
・中央快速線東京~西荻窪
・中央・総武線各駅停車小岩~西荻窪
・京浜東北線蒲田~赤羽
・埼京線・相鉄・JR直通線西大井~浮間舟渡
・東海道線東京~品川
・上野東京ライン赤羽~品川
・湘南新宿ライン赤羽~西大井
・宇都宮線東京~赤羽
・高崎線東京~赤羽
・横須賀線東京~西大井
・総武快速線東京~新小岩
・京葉線東京~葛西臨海公園
・常磐線快速上野~北千住
・常磐線各駅停車北千住~金町


東京山手線内の駅を発着する場合の特例

 山手線内各駅(東京・秋葉原~新宿・代々木の中央線快速・中央・総武線各駅停車の各駅を含む)の各駅から発着する場合で、中心駅として定める東京駅から目的地までの営業キロが101~200キロの駅との区間の運賃は、山手線内の外を経て山手線内を通過、もしくは戻ってくる場合を除き、中心駅となる東京駅からの営業キロ・運賃計算キロにて計算されます。


東京付近の特定区間を通過する場合の特例

 以下の区間を通過する場合、区間内において経路の後戻り・重複がない限り、実際に乗車する経路にかかわらず、最短経路となる営業キロで計算されます。

・山手線
・中央快速線東京~新宿
・中央・総武線各駅停車秋葉原~代々木
・京浜東北線品川~赤羽
・埼京線・相鉄・JR直通線大崎~赤羽
・東海道線東京~品川
・上野東京ライン赤羽~品川
・湘南新宿ライン赤羽~品川
・宇都宮線東京~赤羽
・高崎線東京~赤羽
・横須賀線東京~品川
・総武快速線東京~錦糸町


横浜市内を発着する場合の特例

 横浜市内の駅から発着する場合で、中心駅として定める横浜駅から目的地までの営業キロが201キロ以上ある駅との区間の運賃は、その都市内の外を経てその都市内の駅を通過、もしくは戻ってくる場合を除き、中心駅となる横浜駅からの営業キロ・運賃計算キロにて計算されます。

・東海道線川崎~戸塚
・上野東京ライン川崎~戸塚
・湘南新宿ライン横浜~戸塚
・京浜東北線・根岸線川崎~本郷台
・横浜線東神奈川~長津田
・南武線川崎~矢向
・南武支線
・鶴見線
 

特定区間の運賃計算

 次の区間を利用する場合、どちらの経路を利用しても■で示す短い経路の営業キロで計算します。なお、片道101キロを超える乗車券であれば、どちらの経路でも途中下車が可能です。

区間 経路(キロ数)
赤羽~大宮 ■・宇都宮線(東北本線)川口・浦和経由(17.1キロ)
 ・埼京線(東北本線)戸田公園・与野本町経由(18.0キロ)
日暮里~赤羽 ■・京浜東北線(東北本線)王子経由(7.4キロ)
 ・宇都宮線(東北本線)尾久経由(7.6キロ)
品川~鶴見 ■・京浜東北線(東海道本線)大井町経由(14.9キロ)
 ・横須賀線(東海道本線)西大井経由(17.8キロ)
東京~蘇我 ■・総武本線・外房線経由(43.0キロ)
 ・京葉線経由(43.0キロ)


分岐駅を通過する列車に乗車する場合の特例

 次の区間の左側の駅から枝分かれする一方の線区から、他方の線区まで乗車する場合で、列車が左側の駅を通過するため、左側の駅から右側の駅までの区間を折り返し乗車する場合には、同区間のキロ数は含めずに運賃を計算します。ただし、折り返し区間では途中下車はできません。また、本扱いは定期券は対象外となります。

・川部~弘前
・追分~秋田
・羽前千歳~山形
・北山形~山形
・安積氷盛~郡山
・余目~酒田
・宮内~長岡
・宝積寺~宇都宮
・新前橋~高崎
・倉賀野~高崎
・東神奈川~横浜
・神田~東京
・代々木~新宿
・塩尻~松本


特定の分岐区間に対する区間外乗車の特例

 次の各区間を利用する場合には、同区間のキロ数は含めずに運賃を計算します。ただし、途中下車はできません。

・東北本線松島または(品井沼方面)愛宕以遠と仙石線(松島海岸または手樽方面)高城町以遠を利用する場合の、東北本線松島~塩釜間
・(田端方面)西日暮里以遠の各駅と、常磐線三河島以遠を利用する場合で、上野東京ラインを利用した場合の日暮里~東京間。ただし、定期券はグリーン定期券を除き、日暮里~上野間を在来線で利用する場合に限る
・日暮里・鶯谷以遠または西日暮里以遠の各駅と、宇都宮線・高崎線尾久以遠を利用する場合で、上野東京ラインを利用した場合の日暮里~上野、または鶯谷~上野間。ただし、定期券はグリーン定期券を除く
・(横須賀線・湘南新宿ライン・相鉄・JR直通線武蔵小杉方面)西大井以遠と、(田町方面)品川以遠を利用する場合で、山手線を利用した場合の大崎~品川間
・京浜東北線鶴見・新子安・東神奈川または(蒲田・尻手方面)川崎以遠と、鶴見線(鶴見小野方面)国道以遠または横浜線(菊名方面)大口以遠に各駅、または(武蔵中原または向河原方面)武蔵小杉以遠の各駅を横須賀線・湘南新宿ラインで利用する場合の鶴見~横浜・新子安~横浜・東神奈川~横浜間
・鶴見線武蔵白石または(南武支線小田栄または鶴見線昭和方面)浜川崎以遠と鶴見線大川を利用する場合の、鶴見線武蔵白石~安善間
 

特急列車の折り返し運転に関する特例

 信越本線宮内~長岡間を特急列車により利用する場合、経路上折り返しとなり区間が重複しますが、途中下車をしない限り、キロ数を含めずに運賃・料金を計算します。
 

特定列車に対する運賃・料金の特例

・特急「成田エクスプレス」号で(新宿方面)代々木以遠と、(千葉方面)錦糸町以遠を利用する場合、各駅相互間を途中下車することなく、直通利用する場合には中央本線代々木・四ツ谷経由で運賃・料金を計算します。
・特急「成田エクスプレス」号で(大宮方面)赤羽以遠と、(新宿方面)池袋以遠を利用する場合、各駅相互間を途中下車することなく、直通利用する場合には埼京線十条経由で運賃・料金を計算します。
 

新幹線内における特大荷物の取り扱いについて(2020年5月サービス開始)

東海道・山陽・九州の各新幹線では、2020年5月以降、荷物の3辺の合計が160cm超250cm以内の「特大荷物」を車内に持ち込む場合には、「特大荷物スペースつき座席」の事前予約が必要になります。なお、160㎝以内の荷物は、座席上の荷物棚に収納可能です。

・当サービスは指定席専用です。自由席では「特大荷物スペース」の持ち込みはできません
・事前予約なく、車内に「特大荷物」を持ち込んだ場合には、手数料として1,000円(税込)が必要となります。また、乗務員が指定する場所への収納となり、座席と離れる場合があります。
・原則として、「特大荷物スペースつき座席」は特定号車の最後部座席にある後部スペースです。荷物の大きさにより、リクライニングに制限を受ける場合があります
・「特大荷物スペースつき座席」における荷物スペースは、A・B・C席3名、D・E席2名、グリーン車はA・B席・C・D席それぞれ2名での共用スペースとなります。
・エクスプレス予約・スマートEX、駅の券売機で発券できます。また、東海道新幹線各駅では、荷物が特大荷物に該当するかを判断するスケールが設置予定です
・乗車する列車によっては、列車自体が満席でない場合でも、当該座席の発売が終了している場合があります
・ベビーカー・楽器・スポーツ用具は、自席内に収まる範囲内であれば対象となりません。この場合は、後部スペースへの設置はできません。
・160㎝以内のものでも、座席の購入は可能です

注意事項

・掲載している情報は2019年10月現在のものです。内容は掲載後に変更となっている場合がありますので、ご注意ください。
・このサイトは私設です。記載の各鉄道会社および関係機関とは一切関係ありません。当サイトの情報について、各社へ問い合わせを行うことは、業務の妨げとなりますので、絶対にお止めください。
・きっぷ情報の正確性については、万全の注意を払っておりますが、掲載する情報について管理者はいかなる保証も行いません。またコンテンツの利用によって受けたいかなる損害についても、管理者は一切その責任を負わないものとします。